「なんか彼の額が後退してきたかもっ!?」「彼の家族には若ハゲが多いから心配ー!」というあなた、薄毛には特効薬がやっぱりないのが現実。でも、薄毛のメカニズムは解明されているので、ある程度予防をすることはできるんです!
そこで今回は、発毛治療クリニック『AACクリニック名古屋』の院長である平山信夫医師の記事を参考に、彼氏の薄毛をドンドン加速するNGを4つご紹介します。なんでもブラシにも原因があるのだとか!
■薄毛の理由
私たちは1日80~100本ほどの毛が抜け落ちる代わりに新しい毛が日々生えてくるのだそう。薄毛の理由は、このメカニズムが加齢やその他の要素によって乱れ、新しい毛がなかなか生えてこないことにあります。
加齢のほかに薄毛の起因は何なのでしょう? 生活習慣、遺伝、環境など、その原因全てには個人差があるので特定できないのですが、私たち皆ができることは、まず正しいブラシを使うことなんです!
■NG1:静電気が起こるヘアブラシ!
ヘアブラシを使うときに「パチッ」と静電気がかかったり、髪がブラシに引っかかったりする方、要注意! 静電気は髪を傷め、枝毛や切れ毛の原因に。ナイロン製のブラシは静電気を起こしやすいので、動物毛のヘアブラシにチェンジして。
■NG2:汚れたヘアブラシ
頭皮の脂、フケ、ほこりなどで汚れっぱなしのブラシは、雑菌の温床。せっかく洗髪しても雑菌がウヨウヨいるブラシをあててしまうと、頭皮にばい菌が入ってしまい様々なトラブルの原因に。
ヘアブラシは2週間に1回はきれいにしましょう。ヘアブラシの掃除方法は以下のとおり。
(1)小さな熊手のようなブラシクリーナーで、詰まった毛やほこりを取り除く
(2)シャンプー剤を使ってブラシを洗い、シャンプー剤をよくそそぎ流す
(3)タオルの上に、ブラシを下向きにして陰干しをする。急ぐときはドライヤーでブラシを乾かす。塗れたままのブラシを使用すると髪がぬれ、キューティクルがはがれやすくなるので気をつけて。
■NG3:自分の毛質にあったブラシを使っていない!?
毛質によって使うべきブラシが違うことをご存知でしたか?
髪質が普通から硬い人はりコシのある猪毛や豚毛、髪が細くコシがなくなってきた人は柔らか目の豚毛をチョイス。
自分の髪質よりも、硬くて強い動物毛を選ぶと髪を傷めてしまうのだとか。
■NG4:ブラシで頭皮を叩かない!
頭皮をブラシで強く叩いて刺激を与えるのはNG。頭皮が傷ついてしまうとフケや抜け毛を引き起こしてしまいます。
彼氏の薄毛を加速するNG4つ、いかがでしたか? 女性よりも男性自身のほうが気にしがちな薄毛。彼が気にしているようなら、間違ったブラシの使い方をしていないかどうか、チェックしてみましょうね。