10年前はすっごくイケメンだったのに……。同窓会で再会したら、ハゲておじさんくさくなっていた。そんな経験がある方も少なくないのではないでしょうか? 出来るものなら、彼氏にはずっとハゲないでいて欲しい! そう思いますよね。
そこで本日は“ハゲ速度を遅らせる”生活習慣と食生活について、栄養士のおおたけちほがご紹介します!
■ハゲないために気をつけたい生活習慣
大切なのは“必要な栄養素をしっかりと吸収してくれる体作り”をすることです。人は、日々の生活リズムを体が記憶していきます。これが体内時計であり、食事の時間も「そろそろ食事の頃だな」と、体は察知します。
転職や、環境が変わったことで体調を崩す人が増えるのは、この体内時計が狂ってしまうことが大きな要因とも言われています。
毎日、睡眠から食事まで全ての事柄を、時間ぴったりに遂行することは難しいですが、せめて“お昼ご飯は12時~13時の間に食べよう”などと、一日のうちの一食だけでも食事の時間を決めることで、体内の消化器系内臓はとても働きやすくなります。
逆に食事の時間が不規則であると、消化器系の働きが鈍り、必要な栄養素が吸収されにくいのです。“必要な栄養素をしっかりと吸収してくれる体作り”のためにも、食事の時間は定めていくと良いのですね。
あとは、“食べ過ぎないこと”です。肥満体型になると、汗をかきやすくなります。そうすると、頭皮の皮脂分泌が過剰になり、抜け毛が増え、脂漏性脱毛症になる可能性がグンっと上がります。
食事は“腹八分目”を心掛けることをおすすめします。
■ハゲを防ぐ、遅らせる摂るべき3つの栄養素
ハゲを遅らせる3つの栄養素は、髪の主成分である“タンパク質”、頭皮の状態を整える“ビタミン”、ビタミンの吸収を助ける“亜鉛”です。
(1)タンパク質
髪の毛の主成分であるため、髪を健康に成長させる上で最も大切な栄養素といえます。
肉、魚、卵などの動物性タンパク質は、内臓脂肪がつきやすく、肥満につながりやすいため、おすすめは豆腐や納豆などの“植物性タンパク質”です。
(2)ビタミン
中でもビタミンB2とB6は積極的に摂って頂きたいです。これらは、頭皮の皮脂分泌量をコントロールし、乾燥や衝撃から頭部を守れるだけの皮脂分泌を助ける働きがあります。
ビタミンB2が含まれる食べ物には、レバー、青魚、卵、納豆、カレイなど。
ビタミンB6が含まれる食べ物には、にんにく、さけ、肉類、バナナなどがあります。
(3)亜鉛
亜鉛は、ミネラルの一種ですが、意識しないと摂りづらい栄養素でもあります。
牡蠣、うなぎ、チーズ、卵黄、豆腐、納豆、大豆、アーモンドなどに多く含まれています。
■てことで、アレをかけさせましょう!
必要な栄養素から、食べるべき食材を見ると“納豆”はほぼ全てに入っており、“脱ハゲ食品”といえそうですね。ごはんに納豆をかけて食べるようにすれば、ハゲ速度はぐーんと遅くなります。
納豆嫌いな彼にはコレ! 加熱すると粘りや臭みがほとんどなくなり、食べやすくなるんです。チャーハンや納豆入りの卵焼きにするなどするととても食べやすくおすすめですよ!
いかがでしたか?
いつまでも若々しくいるため、また、素敵な彼氏や旦那さまでいてもらうために、少しでも参考になれば幸いです。